ホームページ レッスン ①リズムを「点」から「線」に変えるビート術

ホームページレッスンを掲載致しました。

 

Free Drumless TracksさんがYouTubeに投稿されている曲を使わせて頂き、初歩の導入として叩きやすいものとしてみました。

 

動画は、こちらから閲覧できます。

 

 

☆譜面は下のPDFをクリックしてください。

 

pdf リズムを「点」から「線」に変えるビート 譜面.pdf (0.26MB)

  

(1)スティックを振り上げるタイミング

 

さいたぁー、さいたぁー…ただ叩いているわけではないんですよ。

 

さいたぁー』の、『』の部分で強制的にスティックをあげるように意識させています。

 

ドラムって、ついつい叩くことに意識がいきます。

 

しかし、「いつ上げるのか」を意識することで、下記の改善か期待できます。

 

①フィールによる、一定の振り上げを意識することで、ビートが安定する。

 

②フィルインなど、次の動作への同線につなぎやすくなる。

 

他にも、音が鳴りやすくなったり、ダブルストロークの練習にも、つながる練習になると思います。

  

(2)一緒に叩く・同時に叩く

 

ドラムの演奏というのは、2つの動きに集約されると思います。

 

①一緒に叩く ②交互に叩く

 

それが、簡単のようで難しいわけなのですが(笑)。

 

今回の譜面【B】では、例えばこれを小学校低学年の子に教えるとき、こんな風に教えます。

 

1  と  2  と 3  と  4  と

全部 ・  両手 ・ 両手 足  両手 ・

※全部は、右手・左手・右足を同時に叩くということにする。

 

また、この練習には、もうひとつの意味があります。

 

それは、「意識」することの重要性です。

 

小中高生の初心者講座で、利き手側で、シンバルを叩くときに、バスドラムを踏むをということを教えます。

 

そうすると、ビックリするくらい、同時に音が出ません。

 

おそらくですが、頭から手・頭から足の距離の差が影響しているかもしれません。

 

しかも、年齢は関係無しというのが、興味深い部分でもあるのです。

  

(3)フレーズを歌う

 

曲の導入・つなぎ目・終わりなどに入れるフレーズを「フィルイン」と言います。

 

今回は、曲のキメに合わせて叩きました。

 

一例として紹介します。

 

まず、2カッコ1小節目4拍目の裏拍はシンコペーション、2小節目は裏拍でシンバルを叩いています。

 

シンコペーションとは、強拍と弱拍の位置を変えてリズムに変化を与えることです。

 

シンコペーションの攻略は、「とりあえず、フレーズとして歌ってみる。」といいかなと思います。

 

例えば、この例の4拍目に『言葉』を当てはめます。

 

うちの生徒様の小学1年生さんは、ジュラシックパークが好きなので、恐竜にちなんで『ウギャー』と当てはめました(笑)。

 

この4拍目は8分音符2個で「スネア・シンバル」と叩いていますので、スネアに『ウ』を当てはめ、

シンバルに『ギャー』を当てはめました。

 

で、こんな風に歌いました。

   1 ・2 ・3 ・4 

【ドン・パン・ドン・ウギャー】

 

『ギャー』っていうだけで「音が伸びている」って感じになるので、シンバルを叩くときには好都合でした。

 

理屈から攻めるのが良いのかは、そのレベルによるとは思うのです。

 

しかし、大事なことは、「アンサンブルが出来ている」という感覚を身に付けることかなとも思います。

 

事実の上で叩けていけば、説明は早いです。

 

実際に叩けて、自分の耳で聞いているので、「形」が見えている分、理屈に結びつきやすい気がします。

 

逆に理屈から入ると、先入観ばかり先走って、なかなか厳しいかもしれません。

 

ドラムのいい所は、「感覚」で入れるところだと思います。

 

なので、音楽教育の導入には、ドラムって最適な気がしています。

 

また、体のどの部分が動いているか「意識」するということもできるので、この点も見逃せません。

 

まとめです。

 

ドラムは、「感覚」で音楽にふれることができる他、「意識」して叩くことで、色々な面での効果も期待できます。

 

今回のような、比較的簡単なリズムパターンが叩けるだけで、曲にこれだけ絡めます。

 

「音楽をやっている感」をすぐに楽しめるのは、ドラムならではですよね。

 

今は、電子ドラムが大発展してきましたし、家で練習するという部分でもハードルが下がってきています。

 

練習のし易さや、アコースティックドラムとの演奏感の誤差が少なくなっていることもあげられます。

 

これを機会に、ドラムに挑戦してみてはいかがでしょうか?